椅子研 海外家具視察調査の旅 ① ~ ケルン国際家具見本市 ~
ここ最近、更に寒さが増しましたね。
19日~24日 静岡椅子研究会の海外視察調査の旅に行って来ました。
この時期に、6日間も休業する事に大変悩みましたが、
家具製作を生業とする者にとって、本場の空気を肌で感じ、本物を見る事はとても意味深い事であると思いました。
19日早朝出発し、集合場所の成田空港に向かいました。
ジャンボに乗るのは10年以上ぶり。いやがうえにも気持ちか昂ぶります(笑)
日本列島を北上してUターンするようにドイツへ向かいます。
途中、眼下に広大なロシアの森が広がります。
普段から使い慣れた 「ナラ」 「タモ」材のほとんどはここからやってきます。しかし、違法伐採がいまだに行われており、それら材が多く混じっている現実を思うと複雑な気分になりました。
12時間の長旅、フランクフルトに到着。ご年配のベンツが出迎えてくれました。
空港から、新幹線ICEで目的地ケルンに向かいます。
翌朝、電車で見本市会場に向かいました。
この入場チケットを持っていれば、期間中市内の電車が乗り放題になります。
ただ、間違って1等客車に乗ってしまい、高額な料金を請求された人もいましたね (笑)
ついに来たぞ!!
想像を上回る面積で、1ブース見るだけでヘトヘトになります。それが何ブースもある。。。
展示会で足にマメが出来たのは初めてです。
基本場内は写真撮影はNGなのですが、とてもフレンドリーで沢山撮影させてもらいました。
ドイツ語なんてさっぱり???なのですが、単語や身振り手振りで丁寧に説明してくれる方が多く、
ここが日本人と違うところだな~。すごく感じました。
外に出ると、もう辺りはすっかり真っ暗になっていました。
駅前のケルン大聖堂が不気味にそびえ立ちます。そのスケールに圧倒されました。
やっぱドイツに来たらビールでしょ!! しかし僕はビール苦手なんです。。。
けど、これはホント旨かった! 肉の塊をほお張りビールで流し込む。
この年にして初めて覚えました (笑)